- したて
- I
したて【下手】〔「したで」とも〕(1)下の方。 下の方の場所。 また, 川下や風下。 しもて。
「丘の~に陣を取る」
(2)相撲で相手の差し手の下に差した組み手。 また, その腕。⇔ 上手(3)囲碁・将棋などで, 棋力の劣る方の指し手。⇔ 上手(4)学問・技芸・人格などが他の人より劣ること。⇔ 上手~に付・く相手の下に立つ。 他人の下に立つ。~に出る相手に対して, へりくだった態度をとる。II「~出ればつけ上がる」
したて【仕立て】(1)作り上げること。 特に, 布地を裁断・縫製し, 着物・洋服などを作ること。 裁縫。 また, 衣服の作り方の工夫や技術・出来具合い。「~のよい着物」
(2)乗り物などを特別の用にあてるため, 用意すること。「特別~の列車」「~の釣り舟」
(3)教え込むこと。 養成。(4)よそおうこと。 身なり。「当世風の権妻~/当世書生気質(逍遥)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.